タイの首都バンコクの南西約80kmほどに「ダムノン・サドゥアク水上マーケット (Damneon Saduak Floating Market)」
という有名な水上マーケットがある。
国道35号線を小一時間ひた走る。ダムノン・サドゥアクに近づくにつれて、国道はシャム湾沿いに走って行く。
国道沿いには塩田が広がる。シャム湾の海水を取り入れ天日乾燥して塩を採取しているのである。
国道から外れてダムノン・サドゥアクに通じる地方道に入る交差点の少し手前に「メークロン川・Maeklong」という
そこそこ大きな川を横切る。その川の河口近くに「ドーン・ホイ・ロット (Don Hoi Lot)」というローカルな観光地がある。
その海岸に立つと見渡す限りの遠浅のシャム湾が広がっている。観光客は、乗合舟で地先に広がる干潟へ、
ハマグリなどの潮干狩りに出かけるのである。
河口周辺はマングローブが生い茂るが、あちこちでマングローブ林がエビ養殖場(shrimp farms)に用地転換されているようであった。
道路沿いのある低地では、いかにも最近マングローブが植林されたかのようであった。
ここでも養殖池造成のためのマングローブ林伐採が大きな環境問題になって来たのであろうか。
[参考] 過日降り立ったバンコクのスワンナプーム国際空港のターミナルでのこと、ある銀行がマングローブの植林に社会的貢献をしている
ことを宣伝する大きな電光広告パネル(ボランティアが苗木を沼地で植林している大画面)が掲げられていた。
メークロン川河口から少し遡ったところの川岸沿いに多くの民間水産加工工場が立ち並んでいる。川の護岸堤に沿って、川に
突き出した水揚げ桟橋が設けられている。そこにはシャム湾で操業する近海漁船らしき多くの船が横付けされている。
画像はそれらの桟橋&漁船風景である。それらはタイの漁業の一端をうかがわせる。
[2011.06.18-21][拡大画像: x23844.jpg]
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