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画像 1 は停泊中の弁才船である。舷側に背丈の髙い蛇腹 (じゃばら) を装着している(キャプションに「井田家所蔵古写真・福井県立若狭歴史 博物館提供」と記される)。 画像 2 は停泊中の北前船である(同上)。垣立 (かきだつ) や蛇腹は積み荷の荷崩れを防いだり、波浪から積み荷を守る ために設けられたが、積載量が増加するにつれ次第に大きく丈夫なものへと改良された。残された数多くの船絵馬 によってそのことを理解できるという。
[参考] 垣立 (かきだつ) とは、弁才船などの廻船の両方の舷側上部に取り付けられた格子状の欄干である。通例、格子は縦横直角に交わるが、 菱垣廻船では菱形に組み合わされた格子をもって垣立を造作装着し、廻船問屋のトレードマークとしたとされる。
[画像撮影: 2017.3.17 神奈川大学日本常民文化研究所にて] 1.[拡大画像: x27588.jpg][拡大画像: x27589.jpg] 2.[拡大画像: x27590.jpg]
さまざまな弁才船を描く船絵馬から蛇腹が変化する過程を知ることができる。 江戸時代後期から明治時代にかけて、帆走する弁才船を描いた絵馬が盛んに奉納された。これらの絵馬は 船絵馬と呼ばれる。船絵馬を得意とする絵馬師は船絵馬師と称された。
1. 文化7年 1810年 2. 文政2年 1819年 3. 天保7年 1836年 4. 天保11年 1840年 5. 嘉永2年 1849年 6. 明治27年 1894年
7 7. [拡大画像: x27591.jpg: 説明書き]
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