画像は都内江東区の中川船番所資料館に展示される図絵「江戸名所図会 佃島住吉明神社・湊稲荷社」(資料館所蔵)である。
1836年(天保7年)長谷川雪旦之による画である。
隅田川はゆるやかなカーブを描きながら、左上の永大橋へとつながっている。右上端には「佃島 住吉明神社」と記される。
下方の概図に示される通り、佃島辺りは隅田川の川口で、そこから先は江戸湾が大きく広がっている。
弁才船 (べざいせん)・五大力船 (ごだいりきせん) の大船は、江戸湾から日本橋本町方面へ隅田川を遡るに当たり、
佃島と鉄砲洲の間辺りに停泊する。図絵では、川を遡る大船、あるいは深川(画像2の上部に見える集落)の地先で帆を畳み
停泊する大船が描かれている。
[画像撮影: 2017.2.26 東京江東区 中川船番所資料館 (Nakagawa museum of ship traffic control station during the Edo period) にて]
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