画像は、韓国・釜山の国立海洋博物館に展示される深海底マンガン団塊(Mn nodules, manganese nodules)の写真である。
マンガン団塊が深海底においてどのような状態で賦存するかをよく示している。
ジャガイモ・サイズの黒色の塊が、玉砂利を敷きつめたように海底を覆い尽くしている。
団塊は海底土に半埋没しているのが見て取れる。
遠い将来完全に埋没し、見えなくなるのであろうか。完全に埋没していないのは、団塊の成長速度が埋没速度よりも
速いからであろうか。なおも科学的謎の多い深海底鉱物資源である。
マンガン団塊は、英国船「チャレンジャー号」による世界海洋探検の周航(1872年〜1876年)において、
世界で初めて深海底から引き揚げられ、以来その存在は知られてきた。しかし、人類はその商業的採鉱をまだ経験していない。
国連海洋法条約によって、公海に賦存するマンガン団塊などの海底資源は「人類の共同財産」と位置づけられ、国連の国際海底機構
がその資源開発を管理する制度となっている。2016年現在、大国では米国のみが同条約に加入していない。
写真には、"The sea's black gold mine, Manganese nodules"、即ち「海のブラック・ゴールド(黒い金)・マンガン団塊の鉱山」
と記されている。
[写真撮影: 2016.09.15. 韓国の国立海洋博物館/釜山にて][拡大画像: x27384.jpg]
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・ 韓国の海洋博物館
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