一枚の特選フォト⌈海 ＆ 船⌋

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高雄に次ぐ台湾第二の大港湾都市・基隆 (キールン Keelung) は台湾島のほぼ北端にある。基隆港のすぐ東側に小高い丘がある。 丘上には中正公園があり、高さ20数メートルの白亜の観音像がそびえ立つ。そこから内港、外港を行き交う船舶を眼下に 俯瞰することができる。 画像3にはコンテナ専用のヤードや埠頭があり、ガントリー・クレーンが林立する。コンテナ・ヤード地先に広がる水域が外港とされ、 上方に向かえば外海にいたる。同ヤード手前にある水路あたりから左側の水域は内港とされる。内港は"T"字型をなし (画像2)、 泊地はさらに左奥の市街地へ伸びる(画像１)。 昭和20年8月の終戦を迎えて、この基隆港からも多くの旧日本軍兵士や民間人らが本邦へ引き揚げて行った。 [画像撮影　2016.6.27][拡大画像: x27238.jpg][拡大画像: x27239.jpg][拡大画像: x27240.jpg]

1 2 1. 基隆港の平面図 (出典:　中正公園のパネル)。港湾の地理的形状がよく分かる。図の最右には外海の東シナ海が広がる。　 [拡大画像: x27241.jpg] 2. 内港の最奥部から見た風景。　[拡大画像: x27242.jpg]