海洋総合辞典 Comprehensive Ocean Dictionary, 特選フォト・ギャラリーPhoto Gallery, ラ・ランス潮汐発電所 La Rance tidal power generation plant, 国立海洋水族館, National Marine Aqurium, プリモスPlymouth, 英国UK

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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    ラ・ランス潮汐発電所 (フランス)

    英国のプリモスは、英国南西部のコーンウォル半島にあって、イギリス海峡の西側海域に面し、かつて数多くの歴史的航海の起点となった 港町である。そのプリモスの国立海洋水族館 National Marine Aquriumにおいて、 海洋エネルギー発電に関して大変分かりやすいパネル展示がなされていた。

    画像はフランスのラ・ランス河口域に建設された、潮のせき止め堰(バラージ barrage)タイプ、あるいは潮受け堰タイプの 潮汐発電所である。 画像の中央に見えるのが、自然の河口域の両岸に渡された、潮を堰き止めるための堰である。堰の一部には水の出入り口があり、 又船舶の出入りができる閘門が造られている。上げ潮時に、外海の海水が堰の陸地側(貯水池側)に堰き止められる。 下げ潮時に、発電のため貯水池に溜まった海水がタービンを通って外海へ排出される、という潮汐利用の発電施設である。 国立海洋水族館の展示パネルには次のようなキャプションが記されている。




    ケース・スタディ (事例研究):ラ・ランス河口域
    1967年に、ラ・ランス河口域の両岸に渡された長さ740mの堰(バラージ)が完成した。
    ・ バラージには道路が通じており、またロック(閘門)が築造されているので、船舶はそのバラージを上り下りできる。
    ・ 毎年、480GWh (ギガワット時) の電気を発電する。
    ・ 建設期間中は海洋エコシステムをひどく悪化させた。河口域の流れが少なくなるにつて、水は淀むようになった。
    ・ 現在ではエコシステムは回復されているが、オリジナルのエコシステムから生じてきたいろいろな変化をモニターするための 適切な研究が実施されることはなかった。

      Case Study: La Rance Estuary
      In 1967 a 740 metre long barrage was completed across La Rance estuary in France.
      > It has a road crossing and locks so that ships can pass up and down.
      > It generates about 480 GWh of electricity each year.
      > The marine ecosystem was badly damaged during construction. With the flow reduced water became stagnant.
      > Though the ecosystem is now restored no proper studies were carried out to monitor any changes that have taken place from the original ecosystem.

    [画像撮影 2013.5.29/英国・プリモス国立海洋水族館][拡大画像: x25691.jpg]


    パネルでは、水力発電、温度差発電(OTEC)、ラ・ランス潮汐発電所の他、各種の潮汐発電について説明している。  [拡大画像: x25852.jpg]

    辞典内関連サイト
    ・ 世界の海洋博物館
    ・ 英国の海洋博物館

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