画像3には二つの「跡」であると記されている。即ち「姫路藩 御茶屋跡」と「朝鮮通信使宿舎跡」である。
後者の「通信使宿舎跡」と題する石碑には「姫路藩御茶屋は江戸時代に朝鮮通信使が来日の際には宿舎として使われた。
この屏風図は宝暦14年(1764年)第11次通信使一行が江戸への途次室津に入港したときの様子を描いたものである」と刻まれている。
「この屏風図」とは画像2の拡大絵図のことであり、画像1の屏風絵から拝借されたものである(屏風絵の右端中ほどに
写る大きな館と三艘の赤い船の部分を拡大したものである)。
[撮影年月日:2024.06.05/場所: たつの市立室津海駅館、姫路藩御茶屋跡・朝鮮通信使宿舎跡にて]
[地図の拡大画像はこちら(z24782.jpg)
[室津街中の公立案内図板より]