画像は「平戸オランダ商館」に展示される、「マラバル海岸にあるコーチンの眺望」と題される絵画
(複製 平戸市蔵 ヨーハンネス・フィンボースン)である。
展示パネルには、「オランダ東インド会社(VOC)は1663年にポルトガルを排除しケララ州のコーチン(現インド)を占領した。
スパイス・コースト(香辛料海岸)として有名なケララ州は胡椒を主とした香辛料貿易の中心地であった」との説明が付されている。
なお、パネルにはコーチンの風景が描かれた年代についての説明書きはない。地先にはオランダ国旗を掲揚した帆船が停泊して
いることから、オランダ占領時代のいずれかの時期に描かれたものと推測されるが、確証はない。
[撮影年月日:2023.06.14/場所: 長崎県平戸市の「平戸オランダ商館」][拡大画像: x29261.jpg]