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薩摩藩の五代友厚、小松帯刀、英国人グラバーらの尽力で築造された。「小菅修船場跡」は、 船台式ドック、こんにゃくレンガ造りの機械室、蒸気機関の力で船を引き揚げるための英国製巻き上げ機などから構成される。 船を引き揚げるための10基の船架が算盤のように見えることから、「ソロバンドック」との愛称が付けられてきた。 なお、スリップウェイの陸側奥にある引き揚げ用の機械室(画像2の左端)は、現存する日本最古のレンガ造りの建物である。 画像では、機械室は改修中のようであり、建物全体に覆いが被せられている。
同修船場跡は国指定重要文化施設であり、また2015年に登録されたユネスコ世界文化遺産の「明治日本の産業革命遺産 製鉄・ 製鋼、造船、石炭革命」の構成資産の一つでもある。
[撮影年月日:2023.06.12/場所: 長崎市小菅町5][拡大画像: x29238.jpg][拡大画像: x29237.jpg]
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