熱水からのゴールド吸着回収技術
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画像1: 金吸着装置 gold adsorption apparatus。所蔵:株式会社IHI。実物。
画像2: 金吸着シート gold adsorption sheet。ラン藻のレプトリングビヤ属([学名]Leptolyngbya) sp.)が原料。所蔵:
株式会社IHI。実物。 [拡大画像: x29283.jpg]
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画像3:
・ [左]金ナノ粒子コロイド液 solution with gold nano-colloidal particles。所蔵:株式会社IHI。実物。
・ [中]東青ヶ島海丘(かいきゅう)カルデラ熱水サイトの鉱石試料(チムニー) Chimney from the Higashi Aogashima Knoll Caldera
hydrothermal filed。金色に光って見えるものは黄銅鉱。所蔵:海洋研究開発機構。実物。
・ [右]模擬実験で回収製錬された金粒子 Gold grains recovered by the chemical experiment using gold adsorption sheet and
gold-bearing reagent。所蔵:株式会社IHI。実物。
[拡大画像: x29285.jpg][拡大画像: x29284.jpg]
国立科学博物館・特別展「海」(2023年)において大変珍しい、熱水からのゴールド(金・きん)を回収する実験装置(実物)が展示された。
「熱水からの金回収技術」と題する説明パネルには次のような趣旨の解説が付されている。海底熱水鉱床の熱水から金を回収する
取り組みがなされている。選択的に(selectively)にゴールドを吸着する性質をもつ藻材(そうざい)から生成された特殊な吸着シート
を熱水噴出孔の上に置き、熱水中に溶け込んでいるゴールドをシートに集める試みである。陸上の温泉では既に良好な結果が
得られつつあり、現在は深海熱水域においてもこの試験研究が行われている、と記される。
[画像撮影年月日:2023.09.16/場所: 国立科学博物館・特別展「海」・2023年]
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