画像1-3は、千葉県立中央博物館分館の「海の博物館」にて展示される鯨骨である。
画像1は、ツチクジラ([学名]Berardius bairdii)の全身骨格。オスで、体長は10.5メートル。
説明パネルによると、ツチクジラは北太平洋に広く分布し、千葉県外房の沿岸にもよく回遊し出現する、と記される。
1996年7月に千葉県外房・和田沖にて捕獲された個体である。
画像2は、2003年12月に千葉県南房総市白浜に死亡漂着した、体身17.6メートルのマッコウクジラ ([学名]Physeter macrocephalus)
の下顎骨である。説明パネルによると、マッコウクジラはハクジラ(歯鯨)の仲間のうちで最も大きくなる種であるが、この個体は
その中でも最大級の大きさであり、下顎の骨(画像3の赤色部分)の長さだけでも4.9メートルある。
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画像4は「海の博物館」に展示されるツチクジラの標本 [アカボウクジラ科; 学名: Berardius bairdii Stejmeger, 1883; ツチクジラは北太平洋のみに分布し、
日本近海では房総半島から三陸にかけての沖合いに棲息する、とキャプションに記される]
[撮影年月日:2022.07.30/画像1-4の出典: 千葉県立中央博物館分館「海の博物館」]
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3. 拡大画像なし
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