一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
パナマ運河 - 通航ルート拡大地形図 *
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埼玉県立川の博物館における「世界の運河・日本の運河」企画展(2012年)で展示されたパナマ運河の立体的地形図(スケール→ 1:60,000、
高さ2.5倍)である。
大西洋側(画像 1)から、3つの閘門 (ロック lock) を通り抜けて、太平洋側 (画像5) へ至る運河通航ルートを示している。 1日平均37隻ほど、年間にして約13,000隻の船舶が通過する。 運河を北側(大西洋・カリブ海側)から南側(太平洋側)へ抜ける航路を「南航(なんこう)」(南行ルート)、その逆を「北航(ほっこう)」(北行 ルート)と呼ぶ。 南航のルートをもう少し詳細に見ると、以下の通りである。 大西洋 → リモン湾 → ガトゥン閘門(閘室3段上昇) → (クリストバル港) → ガトゥン湖(海抜26m) → (ガンボア) → ゲイラーカット(=クレブラカット) → ペドロミゲル閘門(閘室 1段下降) → ミラフローレス湖 → ミラフローレス閘門(閘室2段下降) → (バルボア港) → 太平洋。
* To be continued for more detailed caption/explanation. 1 2 1. (写真上段) 大西洋(カリブ海)側のリモン湾からガトゥン(またはガツン)閘門に入ろうとしている船。 (写真下段) 2012年9月現在、パナマ運河拡張(第3閘門建設)計画が2014年の竣工をめざして施工されている。写真は現在のガトゥン閘門 (左上端)にほぼ並行して建設中の新閘門(中央)の完成予想図。新閘門の左側に9つの節水槽が施される。 [拡大画像: x24444.jpg] 2. 「現在のガツン閘門。 完成当初とは異なり、閘門の幅に最大限の船が通る。閘門内で船はエンジンを切り、電動の牽引車で 引かれて閘門を通過する」との説明が記される。 [拡大画像: x24445.jpg]
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