説明パネルでは次のように記されている。
「帆船日本丸のメインマスト用トップ・ゲルンマスト: 日本丸の4本のマストの下から
約5分の3は綱製ですが、残りの上部約5分の2はトップ・ゲルンマストといい、檜(ひのき)材が使われています。
このトップ・ゲルンマストは、日本丸のメインマストで使用されていたものです。1952(昭和27)年の帆装復帰工事の時、
三重県北牟婁(むろ)郡長島町産の樹齢約200年と推定される檜の一本材を自然乾燥後、加工して取り付けられました。
以来約40年間使用されてきましたが、根元部分の腐食がはげしくなったため、1990(平成2)年11月から翌年3月にかけて
行われた定期検査工事で、吉野産檜のマスト材に取り替えました。」
画像はトップ・ゲルンマストの最下部である。
[2010.03.日本丸メモリアルパーク (Nippon Maru Memorial Park)・練習帆船「日本丸」(sail training ship
Nippon Maru)・横浜][拡大画像: x22399.jpg]
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1. 日本丸の全景。 [拡大画像: x22400.jpg][拡大画像(x22962.jpg): 説明書き]
[拡大画像(x22963.jpg)][拡大画像(x22964.jpg)]
2. ここに展示されているマストは、帆船図のうち朱色で示されている部分、すなわちメインマスト(船首から2本目)の
トップゲルンマストである。 [拡大画像: x22401.jpg]
3. マストの最下部側から見たトップゲルンマスト全体。 [拡大画像: x22402.jpg]
4. マストの最上端、すなわち檣冠(しょうかん)(英語で「truck」という)側から見たトップゲルンマスト全体。
[拡大画像: x22403.jpg]
辞典内関連サイト: 世界の海洋博物館-日本
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