一枚の特選フォト「海 & 船」
ニカラグア湖遊覧船
中米の国ニカラグアの第二の大都市であるグラナダは、中米では最大の湖であるニカラグア湖に面する。
グラナダ市街のはずれにマレコン(malecón)と称される地区がある。マレコンとはスペイン語で「桟橋、突堤、
防波堤」という意味である。ニカラグアでは、桟橋など港の施設や市民の憩いの公園などがある湖畔の地区
のことを言うようである。そのマレコンに港があるが、港といっても湖に長く突き出した一本の桟橋と港湾施設管理
事務所がある程度である。 グラナダは首都マナグアからマサヤ街道(Carretera Masaya)と呼ばれる国道をドライブすること1時間ほどの距離。 コロニアル風の街並みが保存されている観光の街でもある。ニカラグア湖には、 淡水湖に浮かぶ島としては世界で最大といわれるオメテペ島が浮かんでいる(グラナダからもはるか遠くに見ることが できる)。グラナダからオメテペ島などに定期船も通っている。最近その港から観光クルージング船が出るようになった。 (ただし日曜日のみ午前午後一便ずつ、二時間ほどのクルージングである)。その船名を⌈Hilario Sanchez⌋という。
グラナダのすぐ近くの湖畔沿いには何百という小島があり、その風光明媚な景色をその船で楽しむのもよい。クルージング船は、
周囲200mあるかないような小さな島(Isleta San Pablo)に築かれた、これまたミニミニ要塞(Reducto-Batería San Pablo)にも立ち寄る
(要塞は1748年に築かれたが、近年に修復されたという)。画像撮影: ⌈Hilario Sanchez⌋の船上にて。
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