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はるか彼方の中国南部・チベット自治区から流れ来るメコン河。
ラオス首都ビエンチャンを経て、カンボジア領土をほぼ南北に貫通し、
首都プノンペンをも経て、ついに海へと注ぎ込む大河。
プノンペン市街の「カンボジアーナ」ホテルの屋上から大河川の十字路を見た。
写真左端に中洲のようなもの(2つの大河に挟まれた半島)が見える。
その手前の河がサップ河(Sap River)。
上流のトレンサップ湖(Lake Tonle Sap)から流れ来る。
写真右端の3階建て館の背後に見えるのがバサック河(Bassac River)である。
そして、向こう岸に沿って流れるのがメコン河(Mekong River)である。
停泊船(現在カジノとして利用されている)と左端半島先端とを結んだあたりから
上流にあるトレンサップ湖までがサップ河である。
バッサク河は写真右端の中洲あたりを起点にする。
そして、120kmほど下流でメコン河と合流する地点で終わる。
サップ河は10月から翌年5月頃まで下流に向かって流れる。
だが、他の季節(雨期)には上流に向けて流れる、と地元の人に教わった。
それを思い出して、停泊船あたりの流れをよく観察したら、河水はまさに上流に向けて流れていた。
逆流すると、上流にある巨大な湖・トレンサップ湖はさらに水かさを増し、湖水面積が拡大する。
雨期にはメコン河本流の水量も増し、いわば支流のサップ河をブロックしてしまうからであろう。
[Aug. 2003]
王宮前の河岸にて。メコン河とサップ河が合流するあたり[x5318.jpg]
メコン河岸で漁をする人々[x5319.jpg]
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