一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
高田屋嘉兵衛のもち船「辰振丸」 (しんえつまる)の構造図(各部名称、艤装、乗り人)
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画像は、兵庫県洲本市にある高田屋嘉兵衛顕彰館・歴史文化資料館にて展示される、高田屋嘉兵衛のもち船「辰振丸」 (しんえつまる)の大型模型(辰悦丸の船首部分を2分の1に縮小元したもの)に添付された構造図である。 図には船の各部名称、艤装、乗り人などが 付されている。
キャプションでは次のように記される。
蝉(せみ) 帆摺(ほずれ) 帆桁(ほげた) 帆を横に広げる材木 帆(ほ) 長さ1反(たん)・幅75㎝の木綿布をつないである (注)1反:昔の長さの単位; 6間(=約11m) 打廻し(うちまわし) 手縄(てなわ) 合羽(かっぱ) 帆摺管(ほずれくだ) 帆柱(ほばしら) 身縄(みなわ) 舵柄(かじつか) 筈緒(はずお) 筒挟み(つつばさみ) 舵の頭(かじのあたま) 弥帆柱(やほばしら) 補助の弥帆をはる帆柱 四爪碇(よつめいかり)
二重垣立(にじゅうかきたつ) 艫やぐら(ともやぐら) 水樽(はず)(飲料水槽) 外艫(そとども) 舵(かじ) 羽板(はいた) 舵の身木(かじのみき) 戸立(とだて) 五尺(ごしゃく) 下(がりさが) 表垣立(おもてかきたつ) 胴航(どうがわら) 守(もり)(子持・こもち) 艫航(ともがわら) 中棚(なかだな) 水押(みよし) 上棚(うわだな): 船体側面の板 かじき
その他 伝馬船(てんまぶね) 上荷(うわに) 下荷(したに) かまど
かじ子(操舵手) 親仁(おやじ)(水夫長) 舵取り(航海長) 片表(かたおもて)(副航海長) 船乗り 船頭(船長) 炊(かしき)(炊事係) まかない(事務長)
[画像撮影: 2017.10.13 高田屋嘉兵衛顕彰館・歴史文化資料館にて/顕彰館所在地: 〒656-1301兵庫県洲本市五色町都志1087/電話: 0799-33- 1605][拡大画像: x28084.jpg]