一枚の特選フォト「海 & 船」
青函連絡船「八甲田丸」の銅鑼が鳴る!
大阪から一昼夜日本海沿いに走り続けた寝台特急列車。翌日深夜、ようやく終着駅の青森駅に到着。 車内を押して押されながらホームに降り立つ。リュックを背負い、荷物を両脇に抱え込む。 北海道に渡る旅人達、一目散に青函連絡船をめがけてホームを小走りに急ぐ。 狭くて急な階段を駆け上がり、薄暗い陸橋をとにかく急ぐ。 けつまずいて倒れるものなら、それこそ将棋倒しになって大怪我疑いなし。 倒れたら、旅人は屍を踏むがごとく我を踏みつけ、そして踏み越えて行くであろう。
ようやく連絡船の甲板通路が見える。だが船の全体像は見えない。 |
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