一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
浪速の御座船
画像は華やかな御座船(ござぶね)の地車(だんじり)の画像である。館内説明パネルには次のように記されている。
江戸時代 本館蔵 旧安立七丁目町会寄贈 大坂の町やその周辺の村々では、近世から夏祭りなどの祭礼に「だんじり」(地車・車楽などと表記)とよばれる山車 (だし)が曳行されてきた。この御座船地車は、昭和30年(1955)頃まで旧安立 (あんりゅう) 七丁目町会(現住之江区) が、止止呂支比売命(とどろきひめのみこと)神社(若松神社)の秋祭りに出していたもので、寛政年間(1789~ 1801)に地車大工と船大工が制作したと伝えられる。船型の地車は市内でも類例が少ないが、安立町は住吉大社の氏子地域でもあり、 海神住吉大神に因んだ形態と考えられる。」 [2012.10.8. 大阪歴史博物館にて][拡大画像: x26206.jpg] |